Q. 生理不順で生理が2~3か月に1回しかきません。妊娠に差し支えますか?
生理不順になる原因は、さまざまなことが考えられます。
ストレスによるもの、ダイエットによる急激な体重減少によるもの、肥満、ホルモン バランスによるもの、睡眠不足など日常生活の過ごし方も影響します。
まずは、基礎体温(BBT)をつけてみましょう。ぜひこちらの過去記事をご参照ください。
matsumotoladiesclinic.hateblo.jp
次に婦人科の受診をしましょう。
受診の際には基礎体温をグラフにして持って行かれると今の状態を正確に先生に伝えることができます。診察では卵巣、子宮の状態を経膣超音波で検査したり採血でホルモン状態などをみていきます。
結果により、ホルモン治療などが必要になる場合があります。その場合は、医師の指示のもとに治療を受けることをお勧めします。また、日常生活の過ごし方など自分で改善できることは取り組んでみることも大切です。
妊娠の仕組みは簡単ではありません。妊娠できるかどうか検査でも全ての事がわかるわけではありません。でも、少しでも不安なことがあるのであれば、早めに専門クリニックで受診することをお勧めします。
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松本レディースクリニック 不妊センター
〒170-0013 東京都豊島区東池袋2-60-3 グレイスロータリービル1F
Tel 03-5958-5633 / Fax 03-5958-5635
<初診のご案内>
当院は予約制ではありませんので、初診をご希望の方は直接のご来院をお願いいたします。 初診の方の受付時間は、
平日 午前 8:00〜12:00、午後 14:30〜18:00
土曜日 午前 8:00〜11:00、午後 13:45〜15:00
です。 初診の流れなどの詳細はこちら からご確認ください。
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Q.新鮮胚移植と凍結胚移植について教えてください。
●新鮮胚移植と融解胚移植
新鮮胚移植というのは、採卵し体外で受精を促し培養した胚を、その周期に子宮に戻す方法です。凍結、融解という過程を経ず行うので、採卵から最も早く移植することができ、また費用の面でもご負担は少なくなります。
それに対して、採卵周期では移植を行わずに良好胚を(または新鮮胚移植を行い、残りの良好胚を)凍結して、次周期以降に融解して移植を行う方法が凍結胚移植です。
胚の凍結は、ガラス化法という、最も胚へのダメージが少ない方法で行っていますが、当クリニックに於いて融解時の完全生存率は96.3%ほどです。残念ながら、残り3.7%には、変性、または一部に変性がみられ、そのうちの1.4%は移植を行わずに廃棄胚となっています(2016/09~2017/08当院データによる)。
胚は、受精5日目ほどで胚盤胞になり子宮内膜に着床するのが、通常の発育速度と考えられています。このとき、胚が発育するのと同時に、それを受け入れる子宮内膜も発育をしており、その足並みがそろっていないと着床率は下がります。
体外での培養においては、胚盤胞に達するのが受精6日目、7日目になることもたびたび起こります。この時点で、内膜の発育は先に進み、胚を受け入れる期間が過ぎていると考えられるので、新鮮胚移植予定であっても中止となり、凍結胚移植に向けての凍結を行うことになります。
また卵巣刺激による採卵周期では、刺激によって子宮内膜が着床環境に適さない状態になっている場合もあり、その場合も同様に凍結をおこないます。
ほかには、卵胞がたくさん発育し、エストロゲンが高い状態で胚移植し妊娠した場合にも、卵巣過剰刺激症候群が憎悪し危険になることがあるので、安全のために胚移植を回避して全胚凍結をする場合があります。
凍結胚移植の中には、自然の排卵周期に合わせての移植と、ホルモンを補充しておこなう人工周期での移植があります。人工周期では、ホルモンを補充することで子宮内膜を調整し、移植予定胚の発育ステージに内膜の発育を同期させ、着床環境を整えることができます。また、月経に合わせて、事前に診察日や移植日を決めることができるので利便性が高いと言えます。
以上のように、凍結融解による胚へのリスク、着床環境、経済的・時間的なご負担などもそれぞれです。採卵数、発育の状況なども合わせて、患者様のご希望、ご都合をお伝え頂いて、ご相談の上決定していきます。
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Q. 不妊治療をしたいのですが、クリニック選びの基準がわかりません
不妊治療を始めようと思ったとき、まず最初に悩むのがどのクリニックに通院するか、ということかもしれません。
検討材料は主に以下のものがあるでしょう。
・信頼できるドクターや看護師がいるか
・通院しやすい場所にあるか
・最新の設備が整っているか、院内はきれいか
…など。不妊治療であれば、当然妊娠実績も気になりますよね。
不妊治療には「こうすれば必ず妊娠する」という正攻法のようなものはなく、患者さん一人一人の体調や状況に合わせて最善と思われる治療をひとつひとつやっていくしかありません。患者さんとドクターの間で信頼関係を築けるかどうかがもっとも重要であり、どれだけ人気のクリニックでも、仮にドクターと信頼関係が築けなければ、そこに通い続けることは難しいでしょう。
最終的には、患者さんご自身が「このドクターにお任せしたい」と思えるかどうかが判断基準になるのだと思います。
通院しやすい場所にあるかというのもとても重要です。不妊治療に取り組む過程では、繰り返し通院する必要がありますし、場合によっては長期的に通うことにもなります。自宅の近くか会社の近く、乗り換えで使うターミナル駅の近く、などできるだけ通いやすい立地から選ぶことをお勧めします。
そのほか、不妊治療のためのクリニック選びの判断材料になるであろうポイントを以下にご紹介します。ぜひ参考になさってください。
クリニック選びの際の注目点
●診療時間はいつか
働きながら不妊治療を進めたいという方も多いと思います。その場合、朝早くから診察しているか遅くまで診察している、もしくは土日に診察しているクリニックを探さなければなりません。ただ、不妊治療は月経周期に合わせて進めていくものなので、ご自身で通院日を決められない局面も多いです。そのことを考えると、やはり平日に行ける時間帯に診察しているクリニックを探すと安心かと思います。
●ドクター指名の可否
規模の大きいところですと、ドクターを選べないことが多いです。もちろんカルテできちんと情報共有されていますから治療にはまったく問題ありませんが、もしどうしても同じドクターに診てもらいたいというこだわりのある方は、指名のできるクリニックかどうかチェックする必要があります。中には女医さんを指名できたり、外国語に堪能なドクターを指名できたりするクリニックもあるので、特別な要望がある方は探してみると良いでしょう。
●予約制かどうか
初診だけ予約制、初診・再診ともに予約制、どちらも予約制ではない、などさまざまです。人気度や治療方針などによって待ち時間が変わってくるので、事前にどの程度の待ち時間が発生するクリニックなのか調べておくことをお勧めします。ただ、予約制だからと言って待ち時間が少ないとは限らないということにご注意ください。
また、待ち時間に外出できるかどうかも調べておくと良いでしょう。待ち時間が2時間以上発生するようなクリニックでは、近隣で時間を潰せそうな施設があるかどうかもチェックしてみてください。
●子供づれはOKか
他の患者さんに配慮して、お子様づれは遠慮いただいているという不妊クリニックが多いと思います。規模の大きいクリニックになると託児スペースがあることもあるので、第二子の妊娠を希望される方でお子様同伴で通いたいという場合は、必ず確認してください。
●付随サービスの有無
最近ですと、クリニックと併設する形でお灸やアロマトリートメントなどのサービスを実施しているところも増えています。当院でも、看護師であり不妊カウンセラーでありフットケアセラピストでもあるスタッフによるフットケアサービスを提供しております。
不妊治療では、精神的にも負担を感じるもの。しかし体はストレスに敏感です。フットケアなどで心身をリラックスさせ、少しでも妊娠しやすい状態に近づけられるよう、各クリニックで取り組んでいるのです。興味のある方はぜひ判断材料のひとつにしてみてください。
まずは妊活セミナーへ
こうして列挙していくと、かえって「ここぞ」というクリニックが見つからずに途方にくれてしまうかもしれません。
ネット上での情報収集はそこそこにして、まずは足がかりとして、多くの不妊クリニックがおこなっている説明会やセミナーのようなものに足を運んでみると良いと思います。
WEBサイトを見るだけではわからない、クリニックやスタッフの雰囲気を知ることができますし、実際にどのようなドクターに診てもらうのか事前に知ることができれば安心です。
直感的に、「ここに通ってみようかな」と思えることもあるでしょう。
みなさまが納得のいくクリニックと出会い、治療を成功させることをお祈りいたします。
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初診の流れなどの詳細はこちらからご確認ください。
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Q. 不妊治療にはどれくらいの費用がかかりますか?
不妊治療とひとくちにいっても、その原因や状態は人それぞれ。妊娠にいたるまでのメカニズムの、どこかひとつでもうまく行っていなければ、妊娠には至りません。よって、どのような治療が必要でどれくらいの費用がかかるか、というのも人によってまったく違います。
赤ちゃんがほしいと思ったら、まずは検査から。ルーチン検査というものをおこない、どこがうまくいっていないのか調べます。
まずは当院の検査費用を見ていきます。
■ルーチン検査の費用
ルーチン検査には、以下のようなものがあります。
・基礎体温表作成
・ホルモン測定(採血)
・経膣超音波による卵胞径の測定や、子宮内膜の厚さの測定(同時に子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮内膜症、子宮奇形の有無などをチェック)
・頸管粘液の検査
・フーナーテスト
・子宮卵管造影検査
・精子検査
おおよその金額
内診と経膣超音波検査 約¥2,000(保険適用)
子宮卵管造影検査 約 ¥8,000(保険適用)
ホルモン採血 約¥2,000(保険適用)
精子検査 ¥5,000(自費)
がかかります。
さて、検査結果やそれまでの治療の経過により、AIH(人工授精)やIVF(体外受精)をするとなった場合はどのような費用がかかるのでしょうか。
いくつか例を紹介しますが、実際の金額はおひとりおひとりの状況によって変わりますので、あくまで参考のひとつとしてご覧ください。
■AIH(人工授精)の費用
AIHとは、洗浄した精子を子宮の中に入れ、より受精しやすい状況を作り出す方法です。
以下のような費用がかかります。
・HCG注射(卵胞を刺激し排卵を促す)¥2,000
・抗生剤 ¥800
・AIH ¥16,200
IVF(体外受精)とは、卵子を取り出し、卵子と精子を受精させ、女性の体内に戻す方法です。
大きく分けてコンベンショナルと顕微授精(ICSI)いう2つの方法があります。
コンベンショナルとは、採卵した卵子と濃度調製した精子を体外で自然受精させるというものです。
たとえば、麻酔をかけて採卵をし、コンベンショナルをおこない新鮮胚移植をした場合
. . .
採卵手技¥70,000+麻酔¥30,000+コンベンショナル¥70,000+胚培養¥50,000+胚移植手技(1個)¥70,000=¥290,000
となります。
顕微受精(ICSI)は、自力で卵子と精子が受精できない場合にとられる方法で、400倍の顕微鏡下で人工的に精子を卵子へと注入するというものです。
たとえば、麻酔をかけて採卵をし、5個の卵子にICSIをおこない1個新鮮胚移植、4個の胚凍結をした場合・・・
採卵手技¥70,000+麻酔¥30,000+顕微授精手技(3〜5個)¥90,000+胚培養¥50,000+胚移植手技(1個)¥70,000+胚凍結料(3~5個)¥70,000=¥380,000
となります。
※料金は全て税抜き表示です。
詳しい料金表はこちらのページに記載してありますので、ぜひ併せてご覧ください。
繰り返しになりますが、不妊治療は患者さま一人ひとりの状態に併せて、百人百様の治療が存在します。
まずは一度ご来院され、ご自身や旦那様の体の状態を知るところから始めてください。ご夫婦が納得できる形で一歩一歩治療を進められるよう、スタッフ一同全力でサポートいたします。
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Q. 不妊の原因はなんですか? 改善できることがあればしたいです。
妊娠の仕組みは、大変複雑なものです。さまざまな仕組みが関係し合って、そのどれかひとつでもうまくいっていなければ、妊娠にはいたりません。
具体的には、妊娠がなりたつためには以下の条件を満たしている必要があります。
- 卵胞や子宮内膜の発育をうながすホルモン(卵巣ホルモン)が、きちんと分泌されているかどうか
- ホルモンの分泌を受けて、ひとつの卵胞が大きく育ち排卵がおきているかどうか
- 赤ちゃんになりうる卵子が排卵されるかどうか(赤ちゃんになりうる卵子とはDNA、遺伝情報が劣化していない。成長するためのエネルギーが充分ある卵子)
- 排卵された卵子が、卵管の中にうまくとらえられるかどうか
- じゅうぶんな数の精子が射精されるかどうか
- 排卵期に、頸管粘液が分泌されて精子が子宮腔に入りやすくなっているかどうか
- 精子が、卵管のなかの受精の場にたどりつけるかどうか
- 卵子と精子が出会ったときに、受精がおきるかどうか
- 受精卵が卵管のなかを子宮に移動できるかどうか
- 子宮にたどりついた受精卵(胚)が、子宮内膜にもぐりこんで着床できるかどうか
- 妊娠を維持するためのホルモンが、分泌されているかどうか
繰り返しになりますが、このすべての因子が機能しなければ妊娠にはいたりません。どの部分に問題があって妊娠がさまたげられているのか、それを調べながら効果的な治療法を探していきます。
治療法のなかには、自然の妊娠に近い「タイミング法」という治療をこころみることもあります。しかし、妊娠のチャンスをふやすために排卵誘発剤で排卵する卵子の数をふやしたり、人工的に精子を子宮腔に入れる「人工授精」や、卵子と精子を体外にとりだして受精させる「体外受精」しか妊娠にいたる手段がないケースもあります。
まずはご来院いただき、検査をするところから始めましょう。
もし「専門的な検査はまだ考えていないけれど、自分の体について少し検査をしてみたい」という場合は、「妊活検査パック」というものをご用意しております。 3回の来院の中で、ホルモンや卵巣の状態を見ていきます。ホルモンの採血をすることによって、卵巣機能の低下、卵胞の発育不全、排卵障害、卵巣の予備能がわかります。 また、超音波検査により子宮や卵巣を調べます。結果については郵送でも、来院でのご説明でもご希望に応じて承っております。
また、さらにその前段階として、妊娠のしくみから、体外受精までわかりやすく説明する「妊活セミナー」もご用意しております。
開催予定日は
第9回 8月26日(土)14:30〜
第10回 9月16日(土)14:30~
となっております。
セミナーは1時間の予定です。
ご予約・詳細は下記リンクよりご確認ください。
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<初診のご案内>
当院は予約制ではありませんので、初診をご希望の方は直接のご来院をお願いいたします。初診の方の受付時間は、
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<お知らせ>
日曜・祝日の午前診療が始まりました!
完全予約制、自費診療のみとなります。詳しくは受付までお問い合わせください。
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Q. 子宮卵管造影検査(HSG)では何がわかりますか?
子宮卵管造影検査で何がわかるの?
子宮卵管造影検査とはカテーテルを子宮腔に挿入し造影剤を注入してレントゲン撮影をするものです。
検査では子宮の状態(子宮の形、子宮腔の形)を知ることができます。具体的には、子宮奇形の有無と奇形の種類や程度、子宮筋腫による内腔の圧排の程度。そして卵管の通過性や卵管周囲の癒着の程度などを指します。
■子宮奇形の種類と程度
正常形態子宮 双角子宮
本来、子宮が作られるときは左右の「子宮原器」というものが癒合して「正常形態子宮」が形成されます。ですがこの癒合が不充分だと、右図のような双角子宮となります。
癒合がまったくおきない場合は、「単角子宮」というものが2つある状態となり、「重複子宮」と呼ばれます。
こういった癒合不全の程度によりさまざまな奇形が存在し、その程度により着床障害や流早産の原因になることがあるのです。
もしそれらが発覚した場合は、その程度により手術(中隔切除術や形成術)適応となることがあります。
また、子宮筋腫により子宮内腔が圧排されている場合には、多くの場合過多月経、貧血を認め、着床障害も考えられる為、筋腫核出術の適応になります。
子宮鏡で切除できる場合もあります。
■検査ってどんな感じ?
所要時間は、カテーテルがスムーズに入れば10分前後。
カテーテルの挿入時、子宮が収縮して月経痛様の痛み、また造影剤注入時に造影剤が卵管を通過する際の痛みがあることがあります。個人差が大きいのですが、基本的に月経痛様です。失神しやすい方はあらかじめ申し出てください。
造影剤を使用するため、ぜんそくや甲状腺などの病気を持っている方は検査できないことがあります。造影剤の薬剤には脂溶性と水溶性の2種類があります。
担当ドクターとよく相談し検査をすすめていきましょう。
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Q. タイミング法からステップアップを考えていますが、取り違えが心配です。
当院では、お預かりした卵子や精子の取り違えが万が一にも起こらないよう管理を徹底しています。
今日は、取り違え防止のための取り組みをご紹介します。
培養室内での取り組み
①精子や卵子、胚を入れる容器には必ずフルネームで名前を記入し、精子や卵子、胚を移動する際、必ず2名での声出し確認によるダブルチェックをおこなっています。
②培養時は、卵子、胚を培養中のシャーレ本体と蓋にフルネームで氏名を記入し、培養庫で個別に保管しています。また、同姓または同名のものは離して管理しています。
③クリーンベンチ内で体外受精、顕微授精、胚の移動などをおこなう際に、複数人の検体を同時に入れることはありません。
ナースの取り組み
≪精液検査≫
①カルテの氏名をパスBOXから培養室内の培養士に見せ、培養士がフルネームで氏名を確認しています。
②培養士が患者様氏名を読み上げナースと確認しています。
③ナースが結果紙をパスBOXから取り出し、用紙の氏名とカルテの氏名を再度確認しています。
≪AIH(人工授精)≫
①精液検査①~③と同様に培養士とナースで患者様氏名を確認しています。
②AIHの検体の外袋の氏名・中のシリンジの氏名については、パスBOXからAIHの検体を取り出した際に、漢字の間違えがないかその場でナースが確認しています。
≪採卵≫
①患者様には術衣のうえにフルネームの名札シールを貼っていただきます。
②採卵室に入室したら培養室に連絡し患者様のフルネームを伝えます。
③培養士より再度患者様のフルネームを復唱して確認します。
≪胚移植≫
①患者様には術衣のうえにフルネームの名札シールを貼っていただきます。
②採卵室に入室したら培養室より患者様のフルネームの連絡がきます。ナースは再度患者様のフルネームを確認し、復唱します。
③胚移植時には、移植カテーテルをドクターが挿入する前に、ナースより患者様のフルネームを告げドクター、ナース、患者様とで確認します。
*培養室外でも検体や検査結果を複数名同時に取り扱うことはありません。
このように2重、3重にチェックして取り違えが絶対に起こらないような仕組みをつくっております。
何かお気づきの点、不安な点があればお気軽にお声かけください。
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