不妊治療のQ&Aブログ

by 松本レディースクリニック 不妊センター

Q. 不妊治療をしたいのですが、クリニック選びの基準がわかりません

不妊治療を始めようと思ったとき、まず最初に悩むのがどのクリニックに通院するか、ということかもしれません。 検討材料は主に以下のものがあるでしょう。 ・信頼できるドクターや看護師がいるか ・通院しやすい場所にあるか ・最新の設備が整っているか、…

Q. 不妊治療にはどれくらいの費用がかかりますか?

不妊治療とひとくちにいっても、その原因や状態は人それぞれ。妊娠にいたるまでのメカニズムの、どこかひとつでもうまく行っていなければ、妊娠には至りません。よって、どのような治療が必要でどれくらいの費用がかかるか、というのも人によってまったく違…

Q. 不妊の原因はなんですか? 改善できることがあればしたいです。

妊娠の仕組みは、大変複雑なものです。さまざまな仕組みが関係し合って、そのどれかひとつでもうまくいっていなければ、妊娠にはいたりません。 具体的には、妊娠がなりたつためには以下の条件を満たしている必要があります。 卵胞や子宮内膜の発育をうなが…

Q. 子宮卵管造影検査(HSG)では何がわかりますか?

子宮卵管造影検査で何がわかるの? 子宮卵管造影検査とはカテーテルを子宮腔に挿入し造影剤を注入してレントゲン撮影をするものです。 検査では子宮の状態(子宮の形、子宮腔の形)を知ることができます。具体的には、子宮奇形の有無と奇形の種類や程度、子…

Q. タイミング法からステップアップを考えていますが、取り違えが心配です。

当院では、お預かりした卵子や精子の取り違えが万が一にも起こらないよう管理を徹底しています。 今日は、取り違え防止のための取り組みをご紹介します。 培養室内での取り組み ①精子や卵子、胚を入れる容器には必ずフルネームで名前を記入し、精子や卵子、…

Q. 風邪で内科にかかろうと思います。処方された風邪薬は飲んでもいいですか?

梅雨のじめじめとした毎日ですから、今はとても風邪をひきやすい時期ですね。 内科にかかる際は、妊娠を希望していること、また妊娠の可能性がある時期かどうかを受診先のドクターに必ず伝えてください。 薬の服用についても必ずドクターに相談され、自己判…

Q. 妊娠のために、夫婦生活は毎日した方がいいですか?

排卵日ごろの2〜3日は、できるだけ毎日夫婦生活をもっていただくことをおすすめします。 多くのご夫婦は、休日や休日前に夫婦生活を持たれているために、毎日というとご夫婦、カップル共に負担に思われる方もいらっしゃいます。ですが、排卵日は月に一回しか…

Q.採卵でとれた卵は、どのように培養されているのですか?

卵子・受精卵(胚)にとって最も居心地のいい環境が体内だとすると、採卵によって体の外に取り出された卵子は、急激な温度変化、体内にはなかった光、体内よりも高い酸素濃度など、体内とはまったく異なる過酷な環境に晒されることになります。 卵子や受精卵…

Q.精子検査の結果が悪かったのですが、改善する方法はありますか?

射出される精子には、ご主人の3か月前の体調が反映されると言われています。また、ご主人の元々持つ造精機能も関係していますので、こうすれば精子の状態がよくなるという直接的な方法はありません。 ですが、当院の男性外来担当Dr.木村によると、日常生活で…

Q. 葉酸のサプリを飲んでいます。他に何かとった方がいいものはありますか?

みなさん、こんにちは。本日はナース室から、よくある質問のひとつ「妊娠に有用なサプリはあるか?」への回答をお届けします。 ■妊活に有用なサプリについて まず葉酸は、赤ちゃんの二分脊椎症という神経管閉鎖障害を予防するために必要な栄養素です。厚生労…

Q.不妊治療がうまくいかず、うつになってしまいました。もう諦めるべきですか?

身体的にも金銭的にも負担の大きい不妊治療ですから、思うようにいかないと気分が落ち込んでしまうのは当然のことと思います。妊娠の仕組みは非常に複雑で、1+1=2とはいかないもの。どうぞ頑張った自分をしっかりと褒めてあげてください。ゆっくりお風呂につ…

Q. タイミング法から人工授精に進むことになりました。人工授精とはなんですか?

患者さまからのご質問の数々にお答えしていくブログ、今回は培養室から回答をお届けします♪ では早速、人工授精とはなにか、そしてその過程でおこなわれる精子調整(製)とはなにかを解説します。 ■人工授精とは 人工授精とは、調整した精子をスポイトのよう…

Q. 治療中にスポーツやアルコールはだめ?(ナース室より)

患者さんから寄せられる質問にお答えするコーナー。本日も、ナース室からお答えします。 Q. 治療中にスポーツをしてもよい? 現在おこなっている治療の内容にもよりますが、激しいスポーツ(テニス、ロッククライミング、ジョギング、バスケ、バレーなどの球…

Q.基礎体温表がバラバラですが、大丈夫ですか?(ナース室より)

みなさんこんにちは! 今回から、新たに「ナースが答えるQ&A」も始めることとなりました。こちらでは、看護師が普段患者さまよりよく訊かれる質問に答えます。 では早速本日は、基礎体温表についてのよくあるご質問から。 Q1-1 基礎体温表がバラバラですが、…

Q.妊娠しやすい体質というのはあるのでしょうか。

妊娠しやすい人というのは、卵巣機能が良く、排卵が順調で、ホルモンが十分分泌されている人、すなわち、健康な若い女性であると言えます。 逆を言うと、卵巣の病気を罹患していたり、卵巣機能が悪い方、そして高齢の方は妊娠しづらいことがあります。 生理…

Q.過去の中絶経験は不妊と関係がありますか?

まったく関係がないと断言することはできませんが、おおよそ関係がないものとしてお考えください。 もし過去の中絶経験が不妊と関係してくることがあるとするならば、元々感染を起こしていた方が中絶手術で悪化させてしまった場合や、内膜をかき出すことで内…

Q.妊娠するためにはどうしたらいいのでしょうか?

赤ちゃんがほしいけれどなかなかできない。けれど、不妊と呼べるほどの状態とも断定できない。そんな状況で悩むご夫婦も少なくありません。 不妊症の定義はもともと「結婚後2年がすぎても妊娠しない」というものでしたが、実際は結婚後1年で、避妊をしていな…

Q.不妊治療によって離婚の危機を迎えそうで怖いです

不妊治療は、ひとりではできません。ご夫婦の足並みをそろえて、協力しあいながら進めていくものです。 しかし、不妊治療では、女性のほうが足しげく通院する場合がほとんど。医師とコミュニケーションをとりやすい妻側と、その報告をうける形になる夫側とは…

Q.体外受精の着床率はどれくらいですか?

結論から申し上げると、体外受精の妊娠率は、残念ながらさほど高いものではありません。30代前半の女性でおよそ30〜40%、40代に入るとその妊娠率は8%ほどまで下がってしまいます。 運よく一度の体外受精で妊娠する方もいらっしゃいますし、数年という年月を…

Q.2人目がほしいのですがなかなか恵まれません。不妊なのでしょうか。

一人目は自然に妊娠したのに、二人目を望んだときになかなか妊娠へといたらない…それは決してめずらしいことではありません。 というのも、体には生殖年齢(妊娠しやすく出産のリスクも低い年齢のこと)という概念があり、30代半ばくらいから卵の質が著しく…

Q.男性不妊の治療にはどんなものがありますか?

不妊の原因には、女性に原因がある場合と、男性に原因がある場合と、その両方が組み合わさっている場合があります。 今日は、男性不妊における不妊治療とはどのようなものかお話します。 ■男性不妊の検査 男性不妊の基本的な検査は、「精液検査」です。採取…

Q.子宮筋腫は不妊の原因になりますか?

原因になることもあれば、ならないこともあります。それは、腫瘍の位置によって違います。 詳しく解説する前に、そもそも子宮筋腫とはなにかというところからご説明いたします。 ■子宮筋腫とは 子宮筋腫というのは、子宮の筋肉から発生する良性の腫瘍のこと…

Q.赤ちゃんがほしい! 何から始めればいい?

赤ちゃんがほしいけれど、なかなか授からない。もしかして不妊症なのではないか…? そう考え始めた方は、きっと大変不安な気持ちを抱えておられることと思います。ここでは、「赤ちゃんがほしい!」と思ったら、まずは何をしたら良いのかをご説明いたします…

Q.体外受精にリスクはありますか?

今回は、よく質問にあがる「体外受精にリスクはあるか」というテーマについてお話します。 まず前提として、ほとんどすべての医療行為において、治療の効果だけを享受できることはありません。医療は本質的に不確実なもので、その行為にはリスクが伴います。…

Q.体外受精のスケジュールが知りたいです

不妊治療を検討し始めると、「どのようなことをするんだろう」「いくらくらいかかるんだろう」「どれくらいの期間かかるのだろう」など、さまざまな疑問が頭をもたげると思います。 今日は、体外受精をおこなう際に、どのようなスケジュールで治療を進めてい…

Q.高齢でも妊娠できますか?

こんにちは。先日、春一番が吹きましたね。春の予感というのは、いつになっても嬉しいものです。 さて、今日は「高齢でも妊娠できますか?」というご質問にお答えします。 近年は女性の社会進出が進み、初婚年齢や、妊娠を希望する方の年齢が高くなってきま…

Q.不妊治療はどのようなことをするのですか?

赤ちゃんがほしいけれど、なかなかできない。不妊治療を検討し始めたけれど、一体どのようなことをするのだろう? 今日はそんな疑問にお答えします。 ■不妊治療の第一歩は「検査」 不妊治療というと、「何か特別なことをするのではないか?」と不安に感じる…

ご挨拶

みなさんこんにちは。松本レディースクリニック 不妊センター 院長の松本和紀です。 当院は、「赤ちゃんがほしいのに、なかなかできない」と悩んでいらっしゃる方のための不妊治療専門クリニックです。妊娠しにくい方を対象に、不妊原因の探索、妊娠に向けて…